19.立冬(りっとう)
2024/11/7木曜日
19.立冬(りっとう)
19. 立冬(りっとう) 11月7日〜8日
冬の始まりの日
七十二候
- 山茶始開 (つばきはじめてひらく) サザンカの花が咲き始める(11/7~11頃)
- 地始凍 (ちはじめてこおる) 大地が凍り始める(11/12~/16頃)
- 金盞香 (きんせんかさく) スイセンの花が咲き始める(11/17~21頃)
19. 立冬(りっとう)記事を熟読していただきたい方はこんな方
□腰痛の方
□子の健やかな成長を望む方
□若々しくいたい方
□元気に冬を乗り切りたい方
□春に調子が悪くなる方
若々しくありたい方、必見の内容です。
冬は腎ケア。アンチエイジングは腎がポイント
「立冬」の中医学的養生法《多温熱 少寒涼》【滋陰潤肺】【温陽補腎】
もう立冬です。気分も暗くなりそうですが、中医学では冬は春に向けて、蔵(蓄え)の時期。ポジティブですね!!
中国では、《冬にきちんと蓄え(蔵)しないものは、春に病いになる》と言います。つまり
一年で一番ダイエットをしてはいけない 季節が冬だということですね。
最古の医学書、『黄帝内経』には、 「冬は「閉藏」。万物は静かに沈んで消極的になる。大河の水は凍り、大地は凍って裂ける。 人は陽気をかき乱すべからず。早く寝て遅く起き睡眠をしっかりとり、 太陽が出てから働き始めること。 心を伏せ隠すように静かに過ごし、厳寒を避け体中の温を保ち、皮膚を引き締め、陽気を奪われないようにする。以上が冬の気に応じて臓気を養う道。逆らえば「腎」を傷つけ、 春に萎えて動かなくなる病になり、手足が動かなくなる。』と書かれています
立冬はダイエットが無意味に終わる時期
立冬は陽気が潜蔵し、陰気が極まる時期。動物が活動を休止して冬眠に入るのもこのため。
人間とて例外ではない、のが中医学の考え方。滋陰のものを積極的にとり、春に備えましょう。
中医学的には冬の食養生は腎を補うのが一番のポイント。
同時に辛いものを適度にいただき寒さをとると考えます。
立冬おすすめ食材。黒い食べ物。
黒い色の食べ物・・・。中医の五臓六腑の中の腎に入る。(帰 腎 経)
黒い色の食べものとは
- 黒豆
- 黒ごま
- 黒米
- 黒木耳(黒きくらげ)
- くわの実桑
これらは
養腎補腎の食べもの。つまり・・・・中医翻訳すると・・・アンチエイジング食材ってことです。
スパイス類
- 山椒
- 生姜
- 胡椒
など。
冬には、スパイスの効いたお料理を食べると良いです。食欲が増し、血液の循環が良くなり、寒さに強くなります。
さらに、レバー類を時々食べておくと、中医の腎の子、肝を養うことになります。(春の養生の先まわり)あとは、
などを食する事で寒さに対する抵抗力をつけることができるのです。
ビタミンA、Cは耐寒能力を高めます。そして血管を保護することにもつながります。
《鹹味入腎補益陰血》 秋冬に養陰。冬には養腎。塩味は腎に入り、補益陰血。血になるものもしっかりと食べよう。 昆布 海藻 魚立冬のツボ「腎兪(じんゆ)」「三陰交(さんいんこう」
若々しさと綺麗を気にする方!必見
①ツボ「腎兪(じんゆ)」
「腎兪(じんゆ)」をもんで若さいっぱい!
「腎」は温めるが吉。
背骨の腰のあたりの両側に「腎兪(じんゆ)」というツボを冷やさないように
②「三陰交(さんいんこう」
婦人科のとても大切なツボ
足首の内くるぶしの少し上のツボ、「三陰交(さんいんこう」。ここは冷やさないように。
中医学の痛みについて・・・
ツボを押したら・・・・痛かった!!!なんでええ?そんな方は必見。
。不通則痛、通則不痛「通っていなければ痛い、通れば痛くない」
中医学では、“不通則痛、通則不痛“といいます。
「「気血」が通っていなければ痛い、「気血」が通れば痛くない」ということ。
ツボを押したときも痛かったところは気血の巡りが悪いか、停滞して巡っていないところです。
押して痛くなかったところは、きちんと気血が通って巡っているところなので健全です。
気血が詰まっていて巡りが悪い痛かったツボは、優しくモミほぐしましょう。気血が通ればほんのり暖かくなって、痛くなくなってきます。(整体とかでも経験された方もいらしゃるでしょうね)
気血の詰まりが取れ、巡りが良くなると体調がよくなるはず。逆に
痛いところを放置しておくと、プチ不調が我慢できない不調に変わってしまいます。ツボやおすすめ食材で流していきましょう。
立冬おすすめレシピ
20穀米
水道橋の漢方の学校、日本中医学院の文化祭2023で販売して大人気でした。
♬ご紹介したrecipeは
おもてなし料理教室
のレッスンのレシピになります。
体にいい薬膳素材でお祝い膳
黒豆赤飯
セルクルでぬいて、おもてなしに。