芒種は【代謝旺盛、元気消耗大】の時期。
人の体の生理機能が旺盛になり、体内の運動活動も盛んになるので、タンパク質やビタミン流、ミネラルの消耗もし多くなる時期。
なので不足すれば疲れやすくなり、逆にカロリーを摂りすぎれば脂肪となって溜まっていきます。 新陳代謝が旺盛で汗をかきやすい芒種は、津液(水)を消耗しがち。適度に体を潤しながら乾きを止める
- 冬瓜
- 苦瓜
- きゅうり
などのウリ類を上手に摂りましょう。 また ウリ類は味わいとしては《清淡》ですが、中医的には大切な役割を果たしています。血圧が上がり、脂ものは控えめに。 また水分補給をしながら梅干しや桑の実、苦瓜などを加えて飲むことで、生津(潤い作る)におすすめ。
●清熱解暑、補気健脾●
この他芒種おすすめ食材● 《飲食清淡、忌辛熱》
- お粥
- とうもろこし
- きゅうり
- いんげん
- 大豆
- 山芋
- ハトムギ
- 梅干し(中医では 烏梅という干し梅干し)
●芒種の養生原則●
- ①小心受寒(過度な薄着に注意)
- ②保持情緒穏定
- ③汗後勿洗冷水燥
●芒種の経絡調養●
HT1 極泉(きょくせん)
脇の下のツボ《極泉》をマッサージ
「極泉(きょくせん)」。 極泉は、手の少陰心経の1番目のツボ。 ツボの部位は、脇の下。
【極泉の名の由来】
「極」は最高。「泉」は水の湧き出る源という意。心は血脈を主り、血は脈中を流れる心経の最も高い場所にあることから。
極泉穴は、心臓に関係した経絡であるので、心臓病などにも。 また、中医の心では、メンタルにも。ストレスや精神的疲れ、ヒステリーなどにも効果を発揮します。 不安や心配ごと、ストレスからくる胸さわぎ、動悸(どうき)などが原因で起こる五十肩、肩こり、疲労感にこのツボのマッサージで、ケア。
芒種 6/5〜6/7