9芒種(ぼうしゅ)

芒種は【代謝旺盛、元気消耗大】の時期。

人の体の生理機能が旺盛になり、体内の運動活動も盛んになるので、タンパク質やビタミン流、ミネラルの消耗もし多くなる時期。

なので不足すれば疲れやすくなり、逆にカロリーを摂りすぎれば脂肪となって溜まっていきます。 新陳代謝が旺盛で汗をかきやすい芒種は、津液(水)を消耗しがち。適度に体を潤しながら乾きを止める

  • 冬瓜
  • 苦瓜
  • きゅうり

などのウリ類を上手に摂りましょう。 また ウリ類は味わいとしては《清淡》ですが、中医的には大切な役割を果たしています。血圧が上がり、脂ものは控えめに。 また水分補給をしながら梅干しや桑の実、苦瓜などを加えて飲むことで、生津(潤い作る)におすすめ。

●清熱解暑、補気健脾●

この他芒種おすすめ食材● 《飲食清淡、忌辛熱》

  • お粥
  • とうもろこし
  • きゅうり
  • いんげん
  • 大豆
  • 山芋
  • ハトムギ
  • 梅干し(中医では 烏梅という干し梅干し)

●芒種の養生原則●

  • ①小心受寒(過度な薄着に注意)
  • ②保持情緒穏定
  • ③汗後勿洗冷水燥

●芒種の経絡調養●

HT1 極泉(きょくせん)

脇の下のツボ《極泉》をマッサージ

「極泉(きょくせん)」。 極泉は、手の少陰心経の1番目のツボ。 ツボの部位は、脇の下。

【極泉の名の由来】

「極」は最高。「泉」は水の湧き出る源という意。心は血脈を主り、血は脈中を流れる心経の最も高い場所にあることから。

極泉穴は、心臓に関係した経絡であるので、心臓病などにも。 また、中医の心では、メンタルにも。ストレスや精神的疲れ、ヒステリーなどにも効果を発揮します。 不安や心配ごと、ストレスからくる胸さわぎ、動悸(どうき)などが原因で起こる五十肩、肩こり、疲労感にこのツボのマッサージで、ケア。

芒種 6/5〜6/7

関連記事

TOP
error: Content is protected !!