7立夏(りっか)

立夏

7. 立夏(りっか) 5月5日〜7日

夏のはじまり。

立夏の七十二候

  • 蛙始鳴 (かわずはじめてなく) 蛙が鳴き始める(5/5~9頃)
  • 蚯蚓出 (みみずいづる) ミミズが地上に這い出る(5/10~14頃)
  • 竹笋生 (たけのこしょうず) 筍が生え始める(5/15~20頃)

立夏の養生法のポイント《養心。》

五臓六腑の心のケア。

夏の養生で秋の咳こみ、冬の病気を治未病しましょう。

《黄帝内経立夏食補》立夏おすすめ食材●

「食養 (食補)」、「食療 (食治)」

《清熱生津》酸味のあるものをしっかりと苦いものを少し摂る

立夏は春雨や苦瓜で!

苦瓜は夏にオススメの免疫力アップ食材。

抗がん作用・解毒作用が知られています!

  1. 緑豆(春雨は緑豆からのものを)
  2. 苦瓜
  3. 蓮子(蓮の実)
  4. 冬瓜
  5. セロリ
  6. 鴨肉
  7. 豆類
  8. かぼちゃ
  9. とうもろこし
  10. びわ
  11. 胡麻
  12. 玉ねぎ
  13. 茄子
  14. 山楂子

少し苦味にある食べ物で 《補腎助肝》《調養胃気》

汗をかいたなと思ったら 夏は汗をかきやすいので体を潤し、湿をためないもの《清熱利湿》を。

  1. 西瓜
  2. 烏梅
  3. 梅干し
  4. いちご
  5. 冬瓜
  6. 純菜
  7. きゅうり
https://creme-cremes.com/school-recipes/cooking/kyuuri-kyuchan.html

《黄帝内経》24節気養生法

《養心》五臓六腑の心のケア。夏の養生で秋の咳こみ、冬の病気を治未病しましょう。

《黄帝内経》24節気 立夏のツボ

内側手首少し下の【内関】養心に。

メルマガ執筆も1年経ち、システムにも少し慣れてきたので、24節気養生法の基本の考え方について触れていきます。

《今日からすぐに中医薬膳》中医薬膳の良いところは、情報を知ったその日から使えること。

よく中医師の先生は西洋医学と比較して《パズル》に例えます。西洋医学は《ピラミッド》。西洋医学は基礎から応用を積み上げ、病名をひとつひとつ覚えていかないとわからない。中医学は、横に横に知識を広げていく。もちろんすべてのパズルのパーツが揃うのは理想だが、手持ちのパーツで今日からすぐに使える。

中医学の基本《三因制宜(さんいんせいぎ)》

因時・「その時」・因地「その土地」・因人「その人」にそれぞれ合った養生法を。 三因制宜をベースにして治則をたてます。

疾病の発生・進行は季節、気候、(因時)地理環境(因地)、体質(因人)など 3つの要因を考慮して治療を心がけると。=三因制宜。

因時制宜(いんじせいぎ)

因時制宜とは季節、気候などの変化に合わせてケア法を変えてゆくという治則。24節気ある気候の変化は身体に大きな影響を与えますので、使用される漢方も四季に適したものに変えてゆく必要があります。(こちらはこのメルマガの内容です。)

因地制宜(いんちせいぎ)

因地制宜とはお住まいの地域の気候やライフスタイルによってケア法を変えてゆくという治則

中医薬膳においては体と環境は密接に関連し合っていると考えています。お住まいの国単位、地域単位でも考えることができます。(こちらはおもてなし料理教室のレッスンでの説明・個人相談で受付している内容です。)

因人制宜(いんじんせいぎ)

因人制宜とは年齢・男女・体質・生活習慣・病歴などを考慮してケア法をその方に合わせて変えてゆくという治則。

その判断に中医では陰陽の偏りにより、8つに体質を分類しています。人によって複合的な場合が多いです。(こちらはおもてなし料理教室のレッスンでの説明・個人相談で受付している内容です。) 以上、三因制宜(さんいんせいぎ)をもちまして中医薬膳ケアをしていくと効果的なんですね!

【立夏】 5/5〜5/7 春雨と苦瓜で無敵生活!

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